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美容師が教える! パサパサ、スカスカ、ペッシャンコ。秋冬の乾燥髪のケア法

マイナビに記事を連載していますが、アップしたのでご紹介いたしますね!!

美容師が教える! パサパサ、スカスカ、ペッシャンコ。秋冬の乾燥髪のケア法

秋冬は特に、髪がパサパサになるように感じます。シャンプー時のガシガシ感、ドライヤー後のペッシャンコ感にもお手上げです。そこで、美容師でヘアメイクサロンMINT(ミント。東京都渋谷区)のオーナー・東野見咲さんに、自分でケアする方法について尋ねてみました。

■乾燥すると、髪が折れる、艶がなくなる、ボリュームダウンする

「夏に比べて秋冬は急に湿度が低下するので、髪は、乾燥した空気、風の影響を直接受けて水分不足の状態になります。注意したいのは、頭皮もカサカサになっているということです。顔や手の甲のお肌がつっぱるように感じるときは、頭皮もそうなっていると考えてください。

また、夏に受けた紫外線によるダメージが一気に露呈することになります。髪はパサパサすると同時に、艶がなくなってきます」と東野さん。

夏場からケアする必要があったのですね。秋冬に、そのダメージを挽回することはできますか。

「『空気が乾燥している、髪と頭皮には潤いを』と、一日も早くケアすることを意識してください。乾燥した髪を放っておくと、髪の艶をもたらすキューティクルがはがれて髪が折れる、切れる、枝毛が増える、艶はなくなる、ボリュームは落ちるなどで見た目にきれいとは言えず老けて見えるようになります」と、東野さんはダメージのありさまを具体的に強調します。

■洗い流さないトリートメント剤でのヘアパックが効果的

ではここで東野さんに、髪の乾燥ケアについて実践法を紹介してもらいましょう。

(1)最も簡単で効果的なのは、お風呂から出たらすぐにタオルドライをし、髪が濡れている間に「洗い流さないトリートメント」を塗布することです。

髪は、濡れているときはキューティクルが開いて栄養分を吸収しやすく、乾くと閉じるという特性があります。ですから、ドライヤーで乾かす前に、栄養分をオンするのが効率的です。

ドラッグストアなどで多くの種類のトリートメント剤が市販されていますが、次のように、自分の髪質に応じたタイプを選ぶことが重要です。

・ウエーブやパーマスタイル、また髪が太い、多い場合は、「ミルクタイプの洗い流さないトリートメント」を

・髪が細い、柔らかくてボリューム不足を感じる場合は「ミストタイプ」を

・カラーをしている髪やきしみがちの髪の場合は「オイルタイプ」を。オイルの場合は特に、アルガンオイルや亜麻仁(あまに)オイルが配合されているタイプが髪に浸透しやすいことが分かっています。

自分の髪質が把握できていない場合は、美容院や理容院に行ったときに尋ねてみてください。

(2)傷みが激しいときは、(1)の後にタオルで頭と髪全体を包み込み、5~10分ほどおくヘアパックをしましょう。はがれたキューティクルを吸着させることになります。タオルの上からドライヤーを頭全体にそっとかけると、「蒸しヘアパック」となって効果が倍増します。

(3)バスタイムにケアしたい人は、普段使っているシャンプー・リンスやコンディショナー後に、髪を軽くタオルドライしてから(1)の洗い流さないトリートメント剤を塗布してタオルを巻き、その上からヘアキャップをして湯船につかりながら5~10分ほどヘアパックをしましょう。その間に、トリートメント剤の栄養分が髪に浸透していきます。

ただし、リンスとコンディショナーは表面をコーティングする役割ですので、ヘアパックをしても効果はありません。トリートメント剤を使いましょう。

(4)ドライヤーの風と熱は乾燥を強めるので、髪から20センチほど離して、素早く頭皮から乾かすように使いましょう。ペシャンコになる場合は頭を下にして、髪の付け根からドライヤーを頭部全体にまんべんなくあてると、ふんわりボリュームが出ます。

(5)暖房、エアコンの風は、髪や頭皮、肌の水分を奪います。直接あてないようにしましょう。

(6)あまりに寒い日、風が強い日、ダメージがひどいとき、乾燥したエリアに出かけるときなどは帽子をかぶり、乾燥から頭部を守りましょう。長い髪は洗い流さないトリートメント剤などで保湿した上で、結わえる、編み込むなどをすると外気から守れます。

(7)シャンプー・トリートメントは、1日に1回で十分です。洗い過ぎるとキューティクルを剥(は)がし、乾燥によるダメージがひどくなります。

最後に東野さんは、次のようにアドバイスを加えます。

「頭皮はもちろん、髪も全身の皮ふの一部です。顔に基礎化粧品でケアをするように、頭皮と髪にも適切なトリートメント剤を使って、潤いを与えましょう。また、睡眠不足や栄養バランスがかたよった食事、ストレスは頭皮も髪も傷めます。思いあたる場合はその点から見直しましょう」

筆者はすべて思いあたります……。まずは、洗い流さないトリートメントのヘアパックを1週間実践してみると、以前とは見違えるような艶感になりました。これは楽しい、結果が出ると続けることができそうです。ぜひお試しください。

(品川緑/ユンブル)

取材協力・監修 東野見咲氏。美容師。ヘアメイクサロンMINT(東京都渋谷区)代表 

MINT 東京都渋谷区恵比寿南2-5-9 内藤ビル202

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