lgbtq フレンドリーサロン 『Green』 インタビュー付き
lgbtqフレンドリーサロン 『Green』
レインボーカラーで繋げる
kouさん
今回はTwitterからのご応募でモデルをしていただいた
KOUさん
のインタビューです!
Q. 撮影を終えて思ったこと
A.
今回ヘアメイクでどう見せたいなどご希望はありますか、と訊いていただいた際、“こう”というものはないと返し、ただ中性自認だということだけお伝えてしてメイクしていただきました。
結果、ミントカラーのアイシャドウで鳥の羽のように目もとを彩るアイメイクをした自分を鏡で見た時、
勇気を出して“こう見せたい”というものはないとオーダーして本当によかった、と思いました。
というのも、はっきり中性だと自認してから
なるべく身体性として認識されたくないという願望が何につけ先立ってしまい、
社会的に“女性らしい”と見做されそうなことを避けようとしてしまう自分がいるなと最近気に掛かっていたからです。
本当は、どんな性自認でも身体性でも
鮮やかなカラーアイシャドウのメイクを避ける必要はないし、そうしているからトランスではないなんてことはないとわかっています。
LGBTQ当事者の人も、そうでない人も本当の自分の好みや似合うもの、その人らしいものを追求してボーダレスに楽しく自分を装い、そうしてもストレスの受けづらい社会になったらいいなと心から思います。
だから今回、
性自認を晒した上で私に似合うとヘアメイクさんが思ったものをそのまま施してもらって、
写真という、目に見える形でわかりやすく他者間に、世に現れる媒体にその姿を残せて本当によかったです。
Q. 参加した理由
A.
中性を自認したばかりのころ、美容師さんへのオーダーの仕方には本当に困りました。
“短めのショート”や、“ボーイッシュ”という言葉を選んで、写真をお見せしてお願いしても
どうしても固定概念から抜け出せないのかなかなかばっさりとは切ってもらえず、ショートの中でも“レディライク”とされる型にしかしてもらえず。
中性自認と言えば解決するのかな、と思うも
そんなものがあるのか、という反応をされないかなと不安で怖くて言えず、
固定概念にとらわれずに理想の髪型にしてくださる美容師さんに出会えるまで、何店も巡りました。
やっと理想の髪型を変えしっくりくる自分になれた時には、本当に嬉しくてほっとして、救われたような気持ちになったのを覚えています。
周りでもLGBTQフレンドリーサロンの存在を知らず、理想の髪型に中々なれなくて困っている当事者の方をよく見かけ、
LGBTQフレンドリーサロンと検索して行くといいですよとお声がけしたこともあります。
なのでフレンドリーサロンの増加、そして周知を促進できるようなこの度のプロジェクトを本当に素晴らしいなと思い、少しでもお力になれたらと参加させていただきました。
kouさん
ありがとうございます!
撮影ほんとに素敵でした!
ほんとに青い鳥が羽ばたいていくような、不思議な雰囲気と美しさと、真の強さを感じました!!
これらの活動はこちらよりチェックできます!
mint misaki
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